アッケシソウの宣伝

（株）タサランは、2001年にアッケシソウ事業を開始し、最近までTV放送を通じてアッケシソウの優秀性を紹介してきた。KBSTVの人気番組「韓国人の食卓」とMBCの「深夜スペシャルドキュメンタリー」、SBSの「日曜特選ドキュメンタリー」をはじめ、ケーブル放送局などに80回以上出演した。
特に2013年にTV朝鮮の「よろず屋」に出演したところ、全国のアッケシソウが品切れになった上、NAVERやDaumなどのインターネットポータルサイトでアッケシソウが検索順位1位になった。
これ以外にも日刊紙や雑誌などでも100回以上報道された上、毎年アッケシソウ研究専門家を招いたワークショップやセミナーを開催、年間20回以上アッケシソウの講義を行うなど、アッケシソウを広める先駆者の役割をしている。

アッケシソウの価値評価

アッケシソウは、2001年度に食品公典に登録された生物資源として毎年市場が拡大しているが、韓国の代表的な農産物である高麗人参をはじめとして五味子、クコの実などとは異なり、普及していないのが実情である。これは、商品化の歴史（期間）が短いのに加えて塩分を含んでいるため、塩辛いと体に悪いという固定観念からきている。
アッケシソウは、ミネラルの宝庫植物と明らかになった干潟の山参と呼ばれる生物資源である。
その機能性と活用性が非常に多様なこの時代に最適の健康食品であるが、現行の食品衛生法上、アッケシソウはワカメや昆布、海苔のようにその他の食品として分類しており、流通（販売）する際、なんとも表現しがたい実に残念な実情である。
私たちはアッケシソウを正しく知り、またきちんと伝える必要がある。
アッケシソウは塩辛いため体に悪いという固定観念を捨てるなど、アッケシソウの理解、すなわちアッケシソウが生育する生態環境と成分、生産過程と機能性、活用性と利用方法など、アッケシソウの生産者はもちろん、流通と販売に携わる人はすべてアッケシソウを正しく知り、これをきちんと伝える必要がある。

た、大学や研究所などで専門家と生産者協議会を構成してアッケシソウの価値評価を行い、これによってアッケシソウの機能に関して体系的かつ科学的な研究が行われる必要がある。小企業や市と郡の地方自治体を越え、広域団体および中央政府レベルで、現在のアッケシソウ事業をアッケシソウの産業として育成しなければならない。
韓国は世界五大干潟王国であり、干潟の質としては最高である。
イギリスの科学専門誌ネイチャーで推算した干潟の経済的価値が1ha当たり9,900ドルと、92ドルの農耕地の約100倍であり、10km²の干潟は人口10万人の都市から注がれる下水処理能力を有すると語った。（2006年年11月6日ハンギョレ新聞報道）